としひこ歯科クリニック

開設者・医療法人 優仁会/管理者・理事長 林田俊彦

0952-73-3553

診療時間/ AM9:00〜PM12:30
PM14:00〜PM18:00
木曜・土曜 午後休診
駐車場/ 15台完備

 

としひこ歯科クリニック

開設者・医療法人 優仁会/管理者・理事長 林田俊彦

診療案内

口腔外科

親知らずを抜くときや、口の中にできものができたとき、顎(あご)の関節が痛いとき、口の中を怪我してしまったときには、口腔外科のある歯科医院へ行ってください。

どの歯科医院の先生も口や歯のプロフェッショナルですが、歯科治療の多くは、むし歯や歯周病を対象としています。口やに関する外科的な処置を担当する診療科が、口腔外科です。
当院では、

 

・親知らずなどの抜歯

・歯が折れたときの処置

・口の中を怪我したときの処置

・あごを骨折したときの処置

・インプラント手術

・顎関節症の治療

・口の粘膜にできる良性・悪性腫瘍の診断

・歯の移植

・顎変形症の治療

・あごや唇にできるのう胞の摘出

・口唇裂や口蓋裂の診断と治療

・口の中の粘膜のただれやできものの治療

 

など、非常に多くの症状や病気を対象に治療を行なっており、特別な難症例の場合は、大学病院や他院と提携して治療に当たります。

 

手術を伴う治療が多い分野ですので、他院で治療を受けている方のセカンドオピニオンも、受け付けています。どうぞお気軽にご相談ください。

 

顎関節症治療

顎関節症の症状

このような症状があったら、顎関節症かもしれません。

 

1.口が大きく開けられない

2.口を開けたり閉じたりするとき、あごの付け根から音が鳴る

3.アゴが痛い

4.噛み合わせに違和感がある

5.口をスムーズに閉じることができない

6.口をまっすぐ開けたり閉じたりできない

 

顎関節症の原因

歯並びが悪かったり、親知らずに問題があったり、自分の歯の形やあごの動きに合わない詰め物やかぶせ物を入れていたりすると、かみ合わせが悪くなってしまうことがあります。かみ合わせが悪いままでいると、あごの骨や筋肉にとって無理のある、不自然な状態で食べ物をかむことになってしまい、あごの関節やあごを動かす筋肉に負担がかかります。その結果、筋肉が疲労して様々な症状が現れます。
上記に挙げた症状の他、肩こりや頭痛、めまいや耳鳴りといった、一見歯やあごとは関係のなさそうな症状が出ることもあります。

 

顎関節症の治療

顎関節症の治療には

 

・スプリントというマウスピースを入れる方法

・詰め物やかぶせ物を修正する方法

・歯並びを矯正する方

・歯のかみ合わせを調整する方法

 

など、様々な方法があります。

 

患者さんの歯の状態と症状を総合的に診断して治療方法を考えていきます。気になる症状がある方は、遠慮なくご相談ください。

 

咬合治療

咬合(こうごう)とは、歯のかみ合わせのことです。
「ちゃんとごはんも食べられるし、私は歯のかみ合わせには問題がない」「歯並びがいいから私は大丈夫」と思われるかもしれませんが、実は症状が出ていないだけでかみ合わせが正しくないことがよくあります。

 

かみ合わせが悪くなる原因

かみ合わせが悪くなってしまう原因は、先天的(遺伝的)なものと後天的(環境的)なものに大きく分けることができます。
生まれつきの骨格の問題などでかみ合わせが悪くなってしまうのは先天的なものが原因と言えますが、指しゃぶりや頬づえ、口呼吸などの生活習慣でかみ合わせが悪くなってしまうのは、後天的なものが原因です。
上下の顎のバランスが悪いまま大人になると、顎の関節(顎関節:がくかんせつ)や顎の周りの筋肉のバランスも悪くなってしまいます。そのままでいると全身のバランスも悪くなり、体に症状が出たり、顎に痛みが出てきたりします。
これは、かかとの高さが違う靴をはいて歩くのに似ています。体が元気なうちは、「これでも歩けなくはないし、まあいいか」と思ってそのまま歩き続けていると、そのうち膝が痛くなり、腰が痛くなり、全身がだるくなってすぐに疲れてしまうはずです。

 

かみ合わせが原因で出てくる症状

まず、多くの人が気付くのが、顎の痛みや顎が鳴るといった症状です。
顎に痛みがあったり、顎が鳴ったり、口を大きく開けることができない――これらは、顎関節症(がくかんせつしょう)の典型的な症状です。
その他、頭痛、肩こり、首のこり、腰痛など、不定愁訴と呼ばれる症状、耳の痛みや耳鳴り、難聴やめまいといった、耳周辺に出る症状、目の疲れや充血、涙が出るという、目の周辺に出る症状、歯や舌の痛み、味覚異常、口が乾く、食べ物を飲み込みにくいといった、口関連の症状など、一見、かみ合わせとは無関係に思われる症状が出る場合もあります。

 

顎(主に下あご)は、単に上下左右に動くだけではなく、非常に複雑な動きをして食べ物を噛んでいます。私たちがごはんを食べるとき、歯が受けた刺激が脳に伝わって、脳は顎を動かす筋肉に「顎をこう動かしなさい」という指示を出します。かみ合わせが悪いと、悪い刺激が脳に伝わって、脳は「かみ合わせをずらすように!」と顎の筋肉に指示します。すると、顎がずれますから顎の筋肉が疲れ、首の筋肉が疲れ、肩の筋肉も疲れて頭痛になります。疲れた筋肉をフォローするために肩が上がり、肩が上がった分のバランスをとるために首が傾き、背骨や腰にも影響を与え、全身がゆがんで骨盤などにも影響が出てきます。体のゆがみによって神経が圧迫された箇所によっては、他にも様々な症状が出てくる可能性があります。
もちろん、上記に挙げた症状すべてがかみ合わせだけで解決するとは限りません。
複合的にいろいろな要素が絡んで、全身の症状となってあらわれているのかもしれません。しかし、他のあらゆる治療をためしたけれど一向によくならない場合、かみ合わせという原因が見落とされている可能性があります。

 

良いかみ合わせ、正しいかみ合わせとは

かみ合わせたときに、すべての歯が同時に接触する状態が理想です。どこか一本(あるいは数本)の歯が邪魔をして全体の歯が接触していない場合、たとえ見た目の歯並びがきれいであっても、それはかみ合わせが正しいとは言えません。
私たちがごはんを食べるとき、一番噛みやすいところで食べ物を食べようとします。邪魔をする歯があったり、噛みにくい箇所があったり、痛むところがあったら、そこを避けて食べ物を噛みます。
痛かったり噛みにくくないところで食べ物を噛むということは、つまり顎を本来の位置からずらしているということです。顎の関節の位置が変わると筋肉が緊張した状態が続き、徐々に問題が出てくるようになってしまいます。一番噛みやすい位置が、顎関節の本来の位置とイコールであるという状態が、良いかみ合わせと言えるでしょう。

 

かみ合わせ治療について

どのような歯科治療でも、かみ合わせの問題を避けて通ることはできません。
当院では、一本一本の歯の噛み合わせの面を、咬合紙(こうごうし)という赤色と青色の薄い紙を使って細かくチェックしていきます。患者さんに、赤色や青色の紙を歯でカチカチ噛んだり、左右にギリギリと動かしていただきます。悪い当たりがないかを注意深く確認しながら、ほんの少しずつ、ミクロン単位で調整していきます。

 

予防が一番大事です

むし歯になれば歯を削って詰め物やかぶせ物をします。そのたびに、かみ合わせが変わります。歯が抜けてしまえば、失った歯の代わりを入れなければいけませんから、そのたびにかみ合わせが変わります。歯周病がひどくなると、歯ぐきが弱って歯がグラグラになりますから、かみ合わせも変わります。かみ合わせが変わったことで、歯並びが悪くなってむし歯になりやすくなったり、歯周組織に負担がかかって、さらに歯を失いやすくなったりします。
そもそも、むし歯や歯周病を防ぐことが一番大切だと言えます。
むし歯も歯周病も、定期検診を受けてクリーニングすることで、予防することが可能です。
むし歯や歯周病にならない生活習慣、かみ合わせを悪くしない生活習慣を心がけて、数ヶ月に一度の歯科医院での定期検診を受けて、あなたの歯を守ってください。

 

TOPへ